凹版式印刷法とは
投稿日時:2014-03-31 17:21
雑誌など動物や人物の写真を印刷する際によく使われる方法に凹版式印刷法があります。凹版式印刷法とは文字通り凹状になったところにインクを流し込み線や絵柄にしていきます。
通常の方法では用紙が下にある状態で上から版をあてて印刷をしていきますが、この印刷方法は通常の方法と逆の用紙が上になり版が下になります。つまり凹状のところにだけインクがありインクローラーを動かしながら用紙にインクを押し付けながら印刷していくわけです。
凹版式印刷法はほかの方法よりも用紙に厚くインクをつけることができるため、動物や人物の写真以外にも偽物防止印刷などにも利用されています。この方法は「沈み彫り」とも呼ばれており、ドイツで15世紀半ば頃に開発されました。
より鮮明にできることで写真集以外にもフィルムやビニール軟包材などにも利用されています。また銀行券や紙幣やパスポートの印行に利用されているほか、小切手や高価な郵便切手にも利用されています。
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